Friday, November 29, 2013

遼、単独首位で決勝Rへ!「どれだけ吹っ切れたスイングができるか」




2011年10月07日17時17分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 石川 遼 -12
2 小山内 護 -11
3 キム・ヒョンテ -9
久保谷 健一 -9
5 C・プラポール -8
冨山 聡 -8
7 宮本 勝昌 -7
立山 光広 -7
9 岩田 寛 -6
池田 勇太 -6


順位の続きを見る





単独首位に明るい表情も見せる(撮影:岩井康博)


キヤノンオープン 2日目◇7日◇戸塚カントリー倶楽部(7,168ヤード・パー72)>

 初日、ロケットスタートを切った石川遼が勢いそのままこの日も快進撃を続けた。神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「キヤノンオープン」の2日目。7アンダー2位スタートの石川は、この日5つスコアを伸ばし、トータル12アンダーで単独首位に躍り出た。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 石川は前半、4バーディ・2ボギーと出入りの激しいゴルフでスコアを2つ伸ばしハーフターン。後半に入ると13番パー5でバーディを先行させると15番、16番と連続バーディを奪取。2位に1打差をつけ、首位で明日からの決勝ラウンドに臨むこととなった。

 絶好の位置で決勝に駒を進めたのにもかかわらず、プレー中も会見でも笑顔が少なかった石川。「後半は3バーディ・ノーボギーだったけど、自分の中ではそんなにいいスコアでプレーしている感じじゃなかった」。前半は思いっきり振り切れていたドライバーが後半では、先週のように「つまり感があった」のがその原因。「ティショットがいいリズムで打てれば、ラフからでもいいリズムで打てる」結果より理想のスイングを追い求める石川にとっては首位に立っても、完全に満足のいくラウンドではなかったようだ。

 “20歳でマスターズに勝つ”ことが石川の究極目標。今年は「マスターズが終わってから、ここまでちょっともったいないことをした。もっと練習ができたのに」と先週の試合が終わってから反省したという石川。自分の目標を達成するために、今後は今まで以上に自分に厳しく、目先のスコアより理想のスイング実現を目指す。

 明日からは「決勝ラウンドは嫌でもスコアが気になるけど、どこまで吹っ切れたスイングができるか」が勝負だと語った石川。理想のスイングの先にあるマスターズ優勝という夢に近づくために、明日も無心でプレーを続ける。

【2日目の結果】
1位:石川遼(-12)
2位:小山内護(-11)
3位T:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-9)
3位T:久保谷健一(-9)
5位T:チャワリット・プラポール(-8)
5位T:冨山聡(-8)
7位T:宮本勝昌(-7)
7位T:立山光広(-7)
9位T:岩田寛(-6)
9位T:池田勇太(-6)

No comments:

Post a Comment